2007年01月30日

日銀金利とバブル、外交

日銀金利上げなくてよいの? のつづきです


平成大不況前の好景気、バブルは、金利引き上げを限界まで遅らせ、気がついてみればあまりのバブルに金利引き上げの効果が追いつかずでした。

そして驚いてなんとかしなければと金利を強く上げすぎ、そのあと、極端なバブル崩壊が起こったと言われます。

金利上昇が追いつかなくなるほど景気が良くなることは、ある程度はアメリカなどでもそうなるようです。

ですが日本経済の極端なバブル崩壊は経済政策上の失敗、ほとんど人災とまで言われています。

金利のない異常な期間が長く、一気に金利を上げて追いつかせると極端な不景気が訪れ、不景気の深さ、長さがひどくて優良企業でさえ耐えられなくなる。(こういうことが起こったという面が指摘されます)

アメリカでは過熱した消費を抑えようと継続的に金利を上げる方法を選び、息の長い景気が続いている

これらが前回のバブルとアメリカから学ぶべきところと考えられます。

私は現物ですが株式も少し持っています


金利を上げると借金している会社や自治体が苦しくなります。
株価も一旦下がるかもしれません。

特に地方自治体は国からの交付金も減り、借金をして再生しようとするところも多いのでつらいと思います。

そういったことも勘案してか、プロ中のプロが金利を上げないと決めたのだからそれが正しいかもしれません。

でも多数決で半々くらいに分かれてきているようなのでそろそろ日銀としても金利を上げないリスクを気にしだしているということかなと思っています。

中央銀行は独立性を保つという建前があります。
為替を外交の手段に使えるという実情もあります。


例えば・・・
もしかしたらですが、最近、中国は為替面でアメリカに圧力をかけられているように見えて逆にアメリカをおどしているのではと思うことがあります。

アメリカの経済の行方を握るほどアメリカの借金(米国債)を持っていればどうでしょうか。「アメリカの国債よりユーロの国債を好む」と中国が言えば世界中で米国債が売れなくなるほどの経済大国になりつつあります。

今後アメリカが中国を重視していくことは明らかです。


日本だけが良い子で高く米国債を買っているとしたら本当に未来の日本の国益になっているのでしょうか。

日米金利差が大きいままというのは現状の外国為替市場事情としては円が下がり、ドルが上がるということです。
結果的に日本が米国債を高く買わざるを得ないということです。


日本が米国債を買うと米ドル価値が上がるという説もあります。ですが国同士の馴れ合い取り決めで、順番が逆だったとしたら・・・

もしかしたらそんな面が隠れているかもしれないなんて勝手な想像をしてしまいます。

日本の株価や景気の為には金利が低い方がいいというのは一般的ですが、「長い目で見れば、冬の間に、ほんの少しでも金利を上げる姿勢がよかったんじゃないのかなぁ」

な〜んて思ってしまいます


※後半は勝手な想像です。外交に詳しくありません。
過去の為替レベルと米国債の流入量関係などは調べていません

ご意見ご指摘があれば勉強になりますので謙虚にありがたく頂戴します。


また、このような公式コメントもあります 2007年1月

日銀の決定は政府与党の圧力との見方は間違い
今後も利上げは、日銀が判断する
利上げ見送り後の円安に関する、為替水準について明言しない
(尾身財務相)





posted by 為替tomo at 09:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替相場
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